去る11月22日(金)に麻布学園出身の政治家を支援する会、「麻立会」の総会が開催されました。
昨年から副会長という大役を拝命し、今回、初めて私が、第一部勉強会・総会の閉会の挨拶をさせていただきました。
風邪で体調がすぐれない中、緊張もあり、わかりにくかったり滑舌も悪く聞き取れなかった方もいたようで、こちらにも一応、掲載させていただきます。
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第一部 勉強会・総会を閉会の挨拶を仰せつかりました、平成7年卒、副会長山下浩史と申します。
藤原先生の「アラブの冬と日本外交」のお話、大変興味深く拝聴しておりました。ありがとうございました。
私も以前、ウィーンの国連宇宙空間平和利用委員会に日本の35歳以下の代表として出席させていただいたことがあり、各国の利害関係のひしめく国際会議の中で、貴重な経験をさせていただきました。
他の国連会議と同様、アラビア語も含め戦勝5か国の通訳はありましたが、もちろんドイツ語、イタリア語同様、日本語の通訳はなく、敗戦国日本を改めて痛感したものでした。
ところで、「モモ」、「はてしない物語」などの作者、ドイツの作家ミヒャエル・エンデは、1980年代にチューリッヒで世界のトップ財界人の会議にゲストで呼ばれた際、「みなさんは今日一日、未来について議論してきたわけですが、思い切って100年後の社会がどうなってほしいか自由に話し合いましょう。」と提案したのですが、長らく沈黙が続きました。
ようやくある人が「そういうおしゃべりにどういう意味があるのですか。まったくのナンセンスじゃありませんか。われわれは事実の領域にとどまるべきです。事実というのは、まさに、少なくても年3%以上の成長がなければ、競争に生き残れなくなり、経済的に破滅するということです」と発言しました。
会議はそれで終わりでした。
エンデはのちに、この経験を「出席していた経営者を刺激して創造力の大レースをやらせようというつもりはなかった。ぼくはただ、出席者の一人一人が、たとえ自分のためでないとしても、自分の子供や孫のためにどんな未来像を描くのか、が知りたかっただけなんだ」と、友人に話しています。
友納会長の意向もあり、先ほど紹介いただきましたように、新役員・新学年幹事にも平成卒の若手が増え、未熟者の私のような者も昨年から副会長を拝命いただき、麻立会も勝手ながら世代交代の時期に差し掛かってきたように感じています。
麻立会が、100年後の社会の理想を大いに語るような、党派や世代を超えて高め合い、相互理解が深まる会に発展していってほしいと勝手ながら思っております。
これにて、第29回麻立会総会閉会の挨拶に代えさせていただきます。



