1961年4月12日のユーリィ・ガガーリン少佐の人類初宇宙飛行を記念した、世界的宇宙イベントを日本で中心となって開催しています。
- 【開催趣旨】
・これまでの人類の宇宙開発や未知への挑戦の成功を祝福し、宇宙の神秘と地球の尊さを人類全体で共有する。
・宇宙開発を初めとする科学技術のあり方や地球社会の解決すべき問題を考え、この惑星とそこに住まう私たち人類の未来のために今後すべきことを模索し、共有できる機会を作る。 - Yuri’s Night の開催趣旨
Yuri’s Night は、人類の宇宙への探求を音と映像そしてダンスによって祝福する、地球全体に拡がる非 営利・平和主義に基づく草の根活動です。毎年 4 月 12 日、世界中の若者たちが宇宙の神秘と地球の尊さ を感じ、分かち合うために集います。 日本での開催が本格化した 2001 年は宇宙そして地球の人類にとって素晴らしい一年でした。2001 年はロ シア共和国がユーリ・ガガーリン宇宙飛 行士による人類初の有人宇宙飛行に成功して 40 周年、またアメリ カ合衆国が再利用可能な有人宇宙船であるスペースシャトルの打ち上げに初めて成功してから 20 周年と いう記念すべき年です。そして 2001 年は、この二つの国が共に協力し合い、国際宇宙ステーション(ISS)を 軌道に乗せ、本格運用を開始した年でもありました。 Yuri’s Night はこれらの卓越した人類の飛躍と新しく刺激的な目覚めを祝う祭典です。ユーリ・ガガーリン は宇宙から地球を眺め、その素晴らしくも儚い美しさを目の当たりにした最初の人間でした。 彼が初めて宇宙から地球を見つめた時、その目には人の手によって引かれた国境線も紛争も映りませんで した。私達が抱える様々な問題も人類が築き上げてきた数々の功績も見えませんでした。その時彼が見たも のは、美しく尊い惑星である地球…。それは宇宙空間に漂う小さな小さなオアシスであり、私たち全てが分か ち合う”我が家”でした。 ユーリ・ガガーリンだけでなく、宇宙飛行を経験した世界各国の宇宙飛行士達は、地球がいかに小さく、ま たそれを守ることがどれだけ大切か、さらに 私たち人類の個々の違いはいかに小さな問題であり、それを乗 り越えて協力し、平和に共存することがいかに大切かという、新しい価値観の目覚めとともに地球に帰還して います。この宇宙的視点による新たな価値観から啓蒙される新時代への国際協調精神こそ、私たちがこの Yuri’s Night を通じて祝福し、参加者全員で共有しようとするものです。 4 月 12 日には世界中の人々がこの新しい時代の幕開けを記念し、祝うために集います。これはまた、私達 がこの惑星の明るい未来のために好奇心や冒 険心を持って互いに刺激し、そして協力を通して何ができる かを探求する機会にもなるでしょう。この夜、Yuri’s Night に集う若者達は”地球人として生きる”ことを祝福 します。
- Yuri’s Night の Yuri’s Night の歴史
人類共通の宇宙記念日
ロシア共和国では 4 月 12 日が宇宙飛行士の日となっています。1961 年のこの日、ユーリ・ガガーリン宇宙 飛行士は史上初の宇宙飛行に成功し、人類で初めて宇宙から地球を眺めた人となりました。そしてこの成功 は、人々が持つ宇宙飛行という壮大な夢への扉を大きく広げるものとなりました。 またアメリカ合衆国では 1981 年 4 月 12 日に、人類初の再使用可能な有人宇宙往還機であるスペースシ ャトルの初号機がその飛行に成功し、人類の宇宙開拓に大きな貢献をしています。 第 1 回の Yuri’s Night は、ユーリ・ガガーリンによる歴史的宇宙飛行の 40 周年、スペースシャトル初号 機の飛行成功 20 周年、そして人類初の国際宇宙ステーション ISS の本格運用開始を記念し、2001 年 4 月 12 日に世界で同日開催されました。 そして南極基地を含む 7 大陸を制覇し、世界 29 ヶ国、64 都市の各会場で合計 10,000 人以上の人々 が参加し、2000 万人以上の人々が CNN や BBC 等のメディアを通じてその存在を認知するという、まさに地球 規模のイベントとなりました。 2002 年 4 月 12 日には第 2 回目のイベントを世界 45 ヶ国、121 会場にまで拡がった会場で開催し、地球 上でその規模を拡大しただけでなく、早くも宇宙にまで飛び出しました。 4 地球の周回軌道上から世界に拡がる各開催地に向け、国際宇宙大学卒業生で現在 NASA の宇宙飛行士 である Jim Newman 氏が、STS-109 ミッションのためスペースシャトルで飛行中に、お祝いのビデオメールを 送信してくれました。 さらにイベント直前には、国際宇宙ステーションで勤務している 3 人の宇宙飛行士からもお祝いのビデオメ ッセージが届きました。そしてこれらのメッセージはインターネットを利用してすぐに各イベント会場に配信さ れ、世界中の参加者に紹介されました。
宇宙を祝う?
宇宙飛行士達が地球を眺める時、彼らは国境線に区切られた世界を見出すことはありません。彼らが見る ものは広大な宇宙に小さく浮かぶ、地球という 貴重な惑星とそこに生きる人類だけです。私達はこのイベント を通じ、人類とこの惑星の将来を担う若い人々が彼らと同じ意識を持ち、我々の暮らす尊い地球の存在を祝 い、その明るい未来を考え、共有できることを願っています。 地球全体で祝う? 2004 年は 36 カ国 75 会場、2007 年は 35 カ国 126 会場、そして、今年 2009 年は、47 カ国・217 以上の会 場で Yuri’s Night が開催されました。
日本では?
日本国内では 2001 年に仙台、筑波、東京、京都の4会場で第一回イベントが開催され、2002 年にはこれ ら 4 会場に新たに岡山県美星町の美星天文台が加わり、4 月 12 日のイベント開催中に天文台から国内外 のイベント会場に向けて星空観測ライブ配信を行いました。東京では国内取扱い代理店による宇宙旅行紹 介や、宇宙飛行士からのビデオメール紹介など各種プレゼンテーションをはじめ、宇宙に関するクイズ・トー ナメントや美星天文台からの星空ライブ映像受信など、様々なアトラクションを行いました。これらのアトラクシ ョンにより、普段は宇宙というトピックに馴染みの少ない方々も気軽に参加でき、宇宙の研究やハイテク技術 の開発に携わる方々などと交流できる有意義で楽しいイベントとすることができました。 その後も、2004 年には、秋田、北海道、東京会場、2005 年には、東京の日本の宇宙開発 50 周年記念講演 をはじめとする、札幌、秋田、大阪会場、2006 年には、秋田、東京、神奈川、愛知、大阪会場、2007 年は、 秋田、筑波、横浜会場、2008 年は、東京会場が日本科学未来館で過去最大規模で開催された他、相模原、 京都会場と、毎年、年々規模を拡大しつつ実施されています。
参考:過去のYuri’s Night
2002
getinvolved_j.pdf
2005
yuri2005.pdf
2006 in AICHI
http://www.geocities.jp/space_med1/ynngo/
開催報告書
06.pdf
06.pdfxurisnightinaichi2006.pdf
2007
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20070115/archive
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20070322/archive
開催報告書
http://sky.ap.teacup.com/astroherohiro/html/07.pdf
2008
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20080323/archive
開催報告書
yurisnightjapan2008_finalreport_revisedkyoto_1.pdf
yurisnightjapan2008_finalreport_revisedkyoto_2.pdf
yurisnightjapan2008_finalreport_revisedkyoto_3.pdf
yurisnightjapan2008_finalreport_revisedkyoto_4.pdf



2009
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20090327/archive
開催報告書
http://www.spss.or.jp/support/pdf/21/YN09_Report_Final.pdf
2010
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20100314/archive
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20100329/archive
オランダ ライデン



2011
https://www.youtube.com/watch?v=fyApL4RQAGo
2012
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20120414/archive
https://docs.google.com/forms/d/1wPUAsz1luQQ-qW1dmrS3bRVjW8it5d2ndT9rbtZRb-w/viewform?formkey=dEowUFR3QUVLNjZXTmgyV2NCa2VaSFE6MQ
開催報告書
http://sky.ap.teacup.com/astroherohiro/html/yn2012_.pdf
2013
http://sky.ap.teacup.com/applet/astroherohiro/20130318/archive


2014
https://www.facebook.com/team.hakuto/photos/a.209113275915016.1073741828.208594585966885/284909688335374/?type=1&theater
2015
http://www.moonromantic.com/?p=23994
2016
http://ynjapan.net
http://hitotabi.co.jp/tour/8023.html




