人々の生活が物質的に豊かになった21世紀、宇宙開発は、地球環境を保全しつつ、多様化・複雑化する現代の社会課題を解決する手段となりうるのでしょうか?
地球環境の悪化に伴い、気象は乱流モデルで予測がつきにくくなり、100年後、1000年後には、ホモ・サピエンスをはじめとする地球上生物の生存にとって、寒暖差の激しい、厳しい環境が予想されます。
オートメーション化によるプラットフォーム経済化で、産業革命に匹敵する急激な社会の仕組みの変化が予想される第4次産業革命で、ものを大量に作って売る時代の終焉とともに、全く新しい社会システムの到来を期待させるような予兆もあります。
このような中で、私たちは、企業活動の中に、何の目的を見出して、どう行動すれば良いのでしょうか?
私たちは、その答えの一つが、「宇宙からの視点」にあると考えます。
宇宙開発は、これまで、限られた人による、特定の国益のための公共事業でした。
私たちは、
①未来の理想社会を描くビジョン
②長期的な視点に立った連続的なプログラム
③自分たちこと化できる巻き込み型企画のシンボルプロジェクト
を通して、世界中の地球市民と、国境や世代を超えて市民参加型の平和的な宇宙開発を目指すことで、長期的な視野に立って、未来の人類にとって理想のライフスタイルを追求した、開かれた宇宙産業を育成します。
多様な人材が理想のライフスタイルを追求しつつも、使命感を持って働き、経験(エクスペリエンス)を通して、様々な社会課題の解決をしつつ、関わった人が人間的に成長できる場を提供します。
私たちは、宇宙開発以外にも、プロダクトにこだわらず柔軟な発想ときめ細かい対応力で、お客様をサポートします。
【創出する6つの新しい価値のイメージ】
- 新しい形の世界市民的専門組織
世界的な方向性としての国家の枠組みの衰退
⇒同じ指向性分野であれば民族の誇りを維持しつつも多民族が同じ目標へ向けて手を組む組織へ - 社会的信頼価値型社会
企業型貨幣価値経済社会
⇒個人型社会的信頼価値社会へ - 地球環境問題
寒暖差が激しく生命を寄せ付けない宇宙空間から地球全体を客観的にとらえる
⇒人類の生存と今日の発展の貴重さ、バランスの危うさの認識 - 平和利用
官・軍による基礎技術研究と民間による非軍事開発利用と国際協力
⇒宇宙空間を軍事技術の平和利用の象徴として平時には産業化 - 雇用創出と労働意識改革効果
機会に恵まれず、企業労働の中に人生の目的を喪失しがちな現代の若者
⇒自らが課した目標に向かって仕事を創出し遂行することの素晴らしさを伝える - 仕事と家族の両立
現代社会における仕事と家族の分断
⇒人間の本来、家族に支えられていた仕事の形への再構築
【社名の由来】
資本主義が帝国主義化し、科学と合理主義、進歩主義の19世紀の終わりに生まれた、オランダの歴史家・社会学者ヨハン・ホイジンガは、「人間は遊ぶ動物である」:ホモ・ルーデンス (Homo Ludens 1938年) (Ludensは、ラテン語でLudus:遊ぶの能動現在分詞)と定義し、真面目だが遊びが徐々に奪われていった現代社会に一石を投じました。
遊びの中からこそ、創造的な喜びに満ちたものづくりができるという信念のもと、「アソビゴコロを込めてものづくりをトータルプロデュース」する技術研究所として、
- 研究開発・ものづくり支援
- 技術・政策・市場調査
- コンサルティング業務
- 講演・セミナー・イベント
の4つの業務を軸に、業界やプロダクトに囚われない、多視点的なソリューションベースのご提案で、お客様の根源的な課題を、歴史的な人類の叡智に基づいた手法で解決いたします。
【ロゴに込めた想い】
ケルト古代文化が残るイギリス・マン島や、イタリア・シチリア島などのシンボルマークとして、三脚巴(トリスリオン)が描かれています。
また、日本の神社仏閣の家紋に多く見られる三つ巴紋は、勾玉(魂)を想起させる、八幡神に由来があると言われてる重要な文様です。
三脚巴の「脚」を「翼」に変えて、三翼巴として、大空・宇宙に羽ばたき、お客様・エンジニア・企業体、それぞれの魂が通ったものづくりプロセスを通して、複雑にシステム化され無痛文明化された現代社会によって「仕事」から失われつつある、人間本来の文化的、創造的な「アソビ」の要素をもった技術開発の場を皆さんと共に作り上げていきます。
また、それらを通して社会システムや人生の意味を根本から見直し、近年の国内外の未曾有の艱難の中でも、靭やかに未来を切り開いていきます。
紋 | 比較 | 文化 | 機械 | 想い |
三脚巴 | マン島・シチリア島等 | ケルト | 車輪 | QUOCUNQUE JECERIS STABIT
投ぐればいずくにでも、立たん |
三翼巴 | ルーデンス技研 | 和 | 飛翔体 | PER ASPERA AD ASTRA
困難を突き抜けて天へ |